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猛毒の鉄鋼スラグ

「調査書」

長崎小ヶ倉国際柳埠頭拡張埋立工事
仕組んだのは誰だ
ノンキャリア・コンサル(株)エコー・不動テトラ


長崎県知事選挙・参議院、政治資金に化けるのか
「長崎方式復活」
地盤改良で海砂に替わり鉄鋼スラグが使われる=長崎小ヶ倉柳国際埠頭拡張工事
 産業廃棄物の猛毒鉄鋼スラグが、水産県長崎市港湾工事で使われている。ゴミに10億円を払う港湾工事、このカネがまた、知事選挙と参議院議員選挙に使われるのか。「長崎方式」復活の政治資金集めの可能性が出てきた、小ヶ倉柳埠頭拡張工事の鉄鋼スラグ使用と地元港湾業者。
九州ジャーナル社
「調査」
ノンキャリアが主導、追随した長崎県
 産業廃棄物の鉄鋼スラグが海砂に代わって、地盤改良工事に使用されている。施工会社に販売される鉄鋼スラグは立米1500円で海砂よりも高く、その販売金額は10億円。この鉄鋼スラグ使用は誰が企画したのか、誰が販売先を指定したのか、官・政・業が仕組んだ典型的な構造汚職・談合。
猛毒を含む鉄鋼スラグを使用した、小ヶ倉柳埠頭工事
■国交省人脈。

 現・所長堀勇一郎と元・所長中山正勝二人に注目したい。中山は退官後 → 建設コンサル(株)エコーに天下り本部エコー沿岸デザイン設計部長(九州事務所駐在)に就任 → 小ケ倉埠頭埋立承認願を作成 → 現・所長堀勇一郎から表彰され → 21/04/01、不動テトラ九州支店参与に再就職 → 21/06/24、不動テトラ・五洋建設とJVで小ケ倉埠頭地盤改良(鉄鋼スラグ使用)工事受注。

 渡り鳥、元・所長中山正勝、現・所長堀勇一郎(実行部隊)中心の典型的な構造汚職・談合。鉄鋼スラグ使用は、コンサル(株)エコー時代の発案から、現・国交省港湾局長林田博(当時、大臣官房技術審議官・長崎県出身)への根回しであろう。

 現在、小ケ倉埠頭工事で使用されている鉄鋼スラグは、製鉄所から発生した時点で処理費として1000円を既に太平工業八幡支店は構内作業費として受取り、小ケ倉埠頭到着時には再度、施工業者から販売費立米150
0円を受取っている。運ぶだけで立米2500円が新日鉄八幡製鉄所の子会社太平工業に入る計算。

 今回、鉄鋼スラグの独占販売太平工業八幡支店(新日鉄子会社)は、65万立米×2500円=16、25億の売上。産業廃棄物の鉄鋼スラグが小ケ倉埠頭に到着すると「砂金」に変身するマジックに興味が注がれる。

■議員関係。
 前・衆議院議員冨岡勉が自らのHPで自分が小ヶ倉柳埠頭工事を推進したと語っている。

■長崎県関係。
 今回の工事で、金子知事が知らないでは済まされない、彼の了承なくして工事は出来ない。公面の埋立・工事申請は全て知事が申請者である。

 来月行われる、長崎知事選挙で当初候補に名前が上がっていた副知事藤井健は、国交省水資源局土地情報課長から四年任期の出向中、23年度までが任期であるとの理由で固辞した。

この現場で、工事を三件受注した西海建設は、金子知事の実家、金子グループと並ぶ親和銀行の不良債権先で、債権放棄を受け再建途上中の建設会社。昨今の建設不況の最中、公共工事の受注を競い合う業界にあって、同一現場での三件受注は異常。

前回の報告書に訂正箇所が入ります。
長崎土木事務所が → 長崎振興局に。

■工事内容(21〜23年、予算94憶円)
●国土交通省発注内容。
水深12メートルの埠頭拡張及び一部破損した保守工事。 
1.21年度 ケーソン、地盤改良(サイドコンパクションパイルに、鉄鋼スラグ国・県使用 計65万立米使用)工事発注。
〃 老巧・破損した部分の保守工事。
2.22年度 マウント(捨石使用)工事、ケーソン設置。

●長崎県発注内容。
水深7〜10メートルの埠頭拡張及び舗装工事。 
3.21年度 ケーソン、地盤改良(鉄鋼スラグ使用)工事発注。
4.22年度 マウント(捨石使用)工事、ケーソン設置。
5.23年度 埋立工事(土砂75万立米使用)発注。
6.25年度 舗装工事発注。

■登場人物。
冨岡 勉 前・衆議院議員(長崎一区復活当選、99/落選) HP(2007/05/10)で、小ケ倉埠頭工事の自らの関与を記載。
12/18(水) 秘書・浦瀬実面談取材、5回取材。
12/24(木) 富岡勉、前・衆議院議員に取材申込み全ての回答を拒否。

林田  博 現・国土交通省港湾局長
  〃   前・大臣官房技術審議官(長崎県出身)

富田 英治 現・国土交通省中部地方整備局長
〃 前・副局長(19/01/08〜局長昇格)
〃 元・本省港湾局計画課長(事務系))

●重要人物。
中山 正勝 前・九州整備局長崎港湾・空港整備事務所長(14/04退官)。
天下り先 建設コンサルタント(株)エコー、国交省技術系天下り先。
本社 東京都台東区北上野2-6-4上野竹内ビル(03-5828-2179)
九州事務所 福岡市博多区博多駅前1-8-25(092-482-5607)
14/05/01 沿岸デザイン本部設計部長就任
20/07 表彰。長崎港湾・空港整備事務所長より、長崎港(小ヶ倉地区岸壁(-12m改良)埋立承認願書作成)
21/03/31 同社退職。

再就職先 港湾建設業(株)不動テトラ九州支店参与に再就職。
21/04/01 再就職
21/07   五洋建設とJV、小ヶ倉埠頭地盤改良工事受注。サンドコンパクション(鉄鋼スラグ)使用。

●国土交通省長崎・空港整備事務所関係。
堀 勇一郎 現・所長(20/04/01〜現在)小ヶ倉埠頭工事開始。
20/07 元・所長中山正勝が天下りし、埋立承認願書を作成した、建設コンサルタント(株)エコー表彰。 

石貫国郎  九州地方整備局海洋環境・技術課長(18/04/01〜19/03/31) 
  〃 〃 長崎港湾・空港整備事務所長所長(H19/04/01〜20/03/31)
〃 下関港湾、空港技術調査所長(20/04/01〜21/03/31)
〃 本省港湾局海岸防災課統括災害査定官(21/04/01〜現在)

坂本    工務課長(H21/04着任)。
12/18(水)13:00 14:30取材、前後3回TEL取材。

取材回答。
7.鉄鋼スラグ使用は、長崎港湾・空港整備事務所が起用を決定した。
8.強アルカリ反応には注意している。  

●長崎県関係。
藤井 健 現・長崎県知事(19/04国土交通省土地・水資源局土地情報課長から、四年任期で出向中)。

野口市太郎 現・長崎振興局(21/03/20 就任)
      前・五島地方局長

林田幸太 現・長崎港湾漁港事務所
前・港湾課総括補佐

港湾課 馬場課長(前、港湾課総括)
12/11(金) tel取材回答。
9. 鉄鋼スラグの使用は港湾漁港事務所で決定した海砂よりも安い。
10.鉄鋼スラグは全てエコ製品。

工事担当者。
11/13(金) tel取材回答。
11.強アルカリ反応が出ても海に流れ出るから心配ない。

●長崎県下自治体課長発言。
11/20(金) 取材。
12.海に打ち込んだ鉄鋼スラグは5〜10年後には必ず強アルカリ反応を起こします。県は理解している筈です。現に我々離島には、厳しくスラグの海での使用を禁じています。

金子原二郎長崎県知事(3期・12年、22/02退任 )。

■鉄鋼スラグ販売会社。
太平工業八幡支店スラグ製造課(093-872-5328)

12/08(火) 14:17 TEL取材。
立米1500円で、国・県JV企業体に独占販売。

■鉄鋼スラグ製造会社。
新日鉄八幡製鐵所。
12/08(火)鉄鋼スラグ製造現場担当者2名取材。
13.毒性を認めスラグは必ず膨張する。
14.スラグが出来次第、岸壁から船で搬出している。

■株式会社エコー(建設コンサルタント)。
15.14/05/01元、所長中山正勝、沿岸デザイン本部設計部長に天下り(勤務地九州事務所)。
16.小ケ倉埠頭埋立承認願書作成(鉄鋼スラグ使用を了承される)。
17.20/07 長崎港湾・空港事務所長、現、所長 堀 勇一郎から表彰。
18.21/03 退職。
19.21/04/01不動テトラ九州支店参与に、再就職。
20.21/07 五洋建設・不動テトラJV、小ケ倉埠頭地盤改良工事(鉄鋼スラグ国・県 計65万立米使用)。

■施工関係。

■国土交通省発注(鉄鋼スラグ使用)。

●地盤改良工事 小ヶ倉埠頭JV企業体(21/06/24 受注額860,000,000 五洋建設・不動テトラ)。
五洋建設(株)。
本社 東京都文京区後楽2-2-8(03-3816-7111)
九州支店 福岡市博多区博多駅南1-3-11KDX博多南ビル3F(092-475-5000)
長崎営業所 長崎市栄町1-25(095-826-7141)

(株)不動テトラ。
大阪本社 大阪市中央区淡路町2-2-14北浜グランドビル(06-6201-9203)
東京本社 東京都中央区日本橋小網町7-2ぺんてるビル(03-5644-8500)
九州支店 福岡市博多区博多駅前4-1-1日本生命博多駅前第二ビル(092-451-4171)
長崎営業所 長崎市大黒町9-22大久保大黒町ビル(095-824-6844)

西海建設(株)(21/02/23 受注額80,100,000)。
本社 長崎市興善町2-8(095-825-1413)

●ケーソン製作(中詰めに海砂使用)。
東洋建設(21/01/20 受注額521,000,00 )。
本社 東京都江東区晴海2-4-24晴海フロンティアビル12・13F(03-6361-5450)
九州支店 福岡市中央区薬院3-3-31六番館(092-526-1040)

長崎営業所 長崎市桜馬場2-1-15アルメイダハイツ(095-826-6271)

平尾建設(21/07/21受注額197,750,000 )。
本社 長崎県壱岐市郷ノ浦柳田触142(0920-47-5018)

■長崎県発注(鉄鋼スラグ使用)。
●地盤改良工事 小ケ倉埠頭JV企業体(受注額311,780,000 西海建設・長崎西部建設)。
西海建設。
本社 長崎市興善町2-8(095-825-1413)

長崎西部建設。
本社 長崎市玉園町2-37(095-822-8501)

●地盤改良工事 小ケ倉埠頭JV企業体(受注額201,000,000 上瀧・黒瀬建設)。
上瀧。
長崎市新地町5-17(095-821-7191)

黒瀬建設。
西海市大瀬戸町瀬戸板浦郷1128-10(0959-22-0185)

●ケーソン製作 JV企業体(受注額393,761,000坂本組・西海建設)。
坂本組。
長崎県南松浦郡新上五島町青方郷1531-1(0959-52-2262)

西海建設。
上記に記載

■疑惑。
1.前・衆議院議員富岡 勉は自らのHP(19/07/10)で小ヶ倉柳埠頭の推進を行ったと語っている。
2.4月着任した石貫所長と、前所長中山正勝、林田博(当時官房技術審議官)、富田英治(当時本省港湾局港湾計画課長)に働きかけたと語っている。
3.この時既に、中山正勝は建設コンサル(株)エコー九州事務所本部沿岸デザイン部長に天下っていた。
4.以後、エコーは小ヶ倉柳埠頭埋立承認願を提出、現・所長堀 勇一郎から表彰されている。
5.エコーを退職した中山正勝は、不動テトラ九州支店参与(21/04/01)に再就職した。
6.不動テトラは、五洋建設とのJVで小ヶ倉柳埠頭地盤改良工事を受注した。
7.21年度予算で工事進行中。

今回の工事でも当然双方から暴力団に「みかじめ料」が流れるであろう。

■鉄鋼スラグ使用。
8.(株)エコーがコンサルを請け負った時点で鉄鋼スラグ(65万立米)の使用が決定していた。
9.前・衆議院議員富岡勉も当然知り得る立場にいた。
10.海砂に代わる大量の鉄鋼スラグ使用は、現地事務所ノンキャリア達の意向だけでは無理。当時の大臣官房審議官(技術系)を努める林田博と港湾局港湾計画課長を努める富田英治に働きかけてのスラグ起用であったろう。
11.スラグ起用は、ノンキャリアの中山・石貫達の技術陣の知識が必要であった。
12.「海砂はカネ」にならないが、廃棄物の「スラグはカネ」になった。カネになるスラグ起用は寧ろ長崎県側が歓迎したのではないだろうか、近づく知事選挙と参議院選挙の「長崎方式」の選挙資金が入るから。

■スラグの独占販、誰が指示したのか。
13.施工会社は全てスラグの購入を、太平工業八幡支店(新日鉄子会社)から行っている。
14.構内作業と処理費立米1000円を受取、新に販売先の小ヶ倉柳埠頭施工会社から立米1500円を受取る太平工業はこの販売費10億円を独り占め出来たのか。

■施工会社。
15.中山正勝が再就職した不動テトラの受注に疑惑有り。
16.県発注分の工事を、西海建設は三件受注した、異常である。

■疑惑の全てを知っている中心人物、中山正勝。
17.元、国交省九州地方整備局長崎港湾・空港整備事務所長。
退官後、小ヶ倉柳埠頭のコンサルを受注した(株)エコー本部沿岸デザイン設計部長(九州事務所駐在)に天下り、現・所長堀 勇一郎から表彰された。退職後即、不動テトラ九州支店参与に再就職。以後、不動テトラは五洋建設とJVで地盤改良工事を受注。

■疑惑の中心企業。
18.不動テトラ。
19.(株)エコー。
20.太平工業八幡支店。
21.西海建設。


■今後の資材納入の争い。
●暴力団への「みかじめ料」を支払いを続ける、真興産業と加藤産業。
22.双方、埋立工事用「捨石」で立米50 円を暴力団石湊会に提供。最近、石湊会から他の組織暴力団に鞍替したとの噂。
23.22年度予算で発注される「捨石」を納入を巡り、新な暴力団を仲介に納入数量の調整中。
24.以後の、「土砂(岩ズリ)70万立米」の納入に付いても覇権を競っている。
25.港湾都市長崎県の港湾公共工事で「石」の果たす役割は大、この「みかじめ料」が代々暴力団石湊会に流れていた。
26.今、長崎の「採石」販売で覇権争いを繰り広げ暴力団に利益供与する、真興産業と加藤産業。

※これらの事は詳しくkjnn.net【米軍佐世保基地工事「暴力団」に資金提供】【懲りない加藤産業、新な約束】 【消えた10億円】で掲載中。
2010/01/23
松山慎一郎
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